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Choco Chip Rabbitry (チョコチップラビトリー)へようこそ♪

 

愛知県豊川市2010年より、ARBA公認種の純血種うさぎネザーランドドワーフのみ単一品種に拘りブリードしていますラビトリー(個人ブリーダー)です。

​看護師として働きながら趣味の範囲(商売としておりません)でブリードしています。脳外科病棟、産婦人科での臨床経験があり看護師としての知識や技術、高度生殖医療に携わってきた経験を生かして、常にレベルの高い飼育管理とブリードを意識しています

私が看護師となった理由の一つに、いつかネザーランドドワーフのブリーダーになりたいという希望があったからでした。人間と動物では違うと思われるかもしれませんが、医学的な面を見れば基礎的な部分はほとんど同じ、薬なども同じものが使われるケースが殆どです。看護師の資格や経験は、必ずブリーダーとしての自分や、大切なわが子達を守るために非常に有益な力になると確信していました。全くの無知で始めたブリーダーと、医学的な国家資格を持ったブリーダーとでは、確実に様々な部分に差があると実感しています。こういった部分も含め、チョコチップ産ネザーランドドワーフの魅力価値をご理解下さる方とのご縁を切望しております。​

 

Rabbitryで産まれて来るBaby達が可愛らしく健康で、出会った方に幸せを運べますように。

また、ネザーランドドワーフのスタンダード(純血種としての基準)を意識し、あるべきネザーランドドワーフの姿形と合わせ、美しく健康な素晴らしい遺伝子を持ったうさぎを日本の後世に正しく伝え残していきたいという思いでブリードをしています。日本国内の需要(毛色や小ささ)に合わせたブリードではなく、世界標準の純血種ネザーランドドワーフが持つ美しさに拘ったブリードをしております。

飼育管理、繁殖に必要と思われることに対しては一切の妥協なく、時間も労力も費用も常に惜しまず注いでおりますので、その意味や価値をご理解下さる方へのみ、当ラビトリーのネザーランドドワーフをお譲り致しております。

 

私とうさぎの生活は、1997年から始まりました。 初めてネザーランドドワーフという品種を写真で見た時の衝撃は今も忘れられません。 「こんな可愛いうさぎが居るんだ!」っと、とても感動したことを覚えています。

そして、初めてラビットショーを見学したのは2002年11月に名古屋で開催されたJRC主催のラビットショーでした。 純血種うさぎ、ラビットショーがあることを知りますます興味を持ち始めた私は当時まだ学生でしたが、関東でのラビットショーへも毎年見学に行っていました。

「いつか、私好みのネザーと暮らしたい!ブリードしてみたい!」っという気持ちはその当時からありましたが、アメリカで最大規模のラビットショーであるARBA conventionへ行ってからと大先輩ブリーダーさんからの助言もあり決めていました。

念願叶って2010年、アメリカミネソタ州で開催されたARBA conventionに行くことが出来ました。実際に自分の目で見て、ブリーダーと直接話をして、素晴らしいネザーランドドワーフを日本へ連れて帰って来られたのが全ての始まりです。

 

《ブリードの拘り》

1 親うさぎ選び

ブリードの最も重要な事、要だと思っています。 自分の目で見てアメリカから連れ帰った子、自分で直接アメリカのブリーダーとコンタクトを取って譲り受けた子、信頼できる国内ブリーダーによる輸入代行でアメリカから来た子やブリードされた子のみがブリードに活躍出来ます。

 純血種としてのタイプの良さは当然で、さらにブリーダーや血統の信頼性などを重視しています。 親うさぎになる子というのは、本当に選び抜かれた素晴らしい子たちです。 血統書さえ付いていれば良いなんて言う簡単な話では全くありません。 このような素晴らしい子たちを譲り受けた以上、私もその好意に応えられる誠実なブリードをしなければならないと常に心掛けています。

因みに、輸入した全ての子が上手くブリード出来るわけでは決してありません。私の経験では、無事に子供が産まれて次の世代に血統を繋げる子は3頭に1頭です。 拘れば拘るほど非常に難しいのが純血種ブリードだと感じてます。

 

2 単一品種・限られた毛色に絞る

当ラビトリーは、ネザーランドドワーフ専門です。 ラビトリーが非常に小規模であり、また商用目的では無いこともありますが、とにかく大好きなネザーランドドワーフを極めるため、単一品種に拘っています。

また毛色もごく限られた色(ブルーアイドホワイト、チェスナット、ブラックオター、ルビーアイドホワイトなど)に絞っています。 日本人受けする売れるカラーでは無く、ネザーランドドワーフとしてより美しいタイプの良さとお顔の可愛さを重視したカラー選びをしています。当ラビトリーでは、流行りの毛色より、美しさや可愛さをご理解下さる方とのご縁をお待ちしています。

 

3 飼育管理

自分の目と手が届く範囲内、少数精鋭のラビトリーです。 看護師としての知識や経験も最大限に活かして、常に清潔な環境で、適切な定期駆虫(ノミ、ダニ、コクシジウム、うさぎ蟯虫)を行っています。うさぎ梅毒の抗体検査を実施し、ラビトリー内は陰性を確認しています。新たにラビトリーへ加わる子は、都度全頭検査を実際しています。 体調不良には、いつでも強制給餌や皮下輸液も行えますし、新生児(哺乳不可時や乳量不足)では生後0日からベビーに胃チューブを挿入しての管理も行うことが出来、無事に生きて産まれてきてくれた命をひとりでも失わないための努力を常にしています。

また基本的に、全ての子にトイレを使用します。 トイレを使用すると、掃除の手間が増えるので使わない場合も多いようですが、新しいご家族のもとでもトイレが使えるよう、またケージの衛生面からもラビトリー全ての子に使わせています。(全ての子が覚えられるかどうかは別です)

子うさぎに関しては、産まれたその瞬間からの成長記録を毎日公開しています。(Instagram、Facebook、blog)

これは、店舗がなく無条件のご見学をお受けしていないラビトリーであるからこそ、逆に他では誰もしていない出来ないことをしようと考えた結果です。 生後0日から、お迎えまで毎日の成長を見られるラビトリーやお店は殆ど無いです。 全ての事に拘り抜いてブリードしているため、有償譲渡に対して死亡補償90日、先天性疾患補償180日をお約束しています。

 

4 遺伝疾患の排除

これは、非常に難しいけれども、非常に大切で重要な問題です。現在、犬猫では一般化してきている遺伝疾患の検査ですが、うさぎにはありません。 見えない部分を確認する術が無い以上、万が一見えた時には確実に排除する、少しでも疑わしい場合も排除するなど、出来る限り遺伝疾患が出ないようにする努力が必要であると考えています。

私は、初めて飼育したミニうさぎの男の子「チップ」を6歳で亡くしました。もし、あの子に不正咬合が無ければ、もっと一緒にいられたに違いありません。 病院へ行っても「固いものを齧らせて下さい、牧草を食べさせて下さい」としか言われなかった昔。 歯も治らない上に、不正咬合の影響で失明し、歯根膿瘍にも苦しんだチップに何も出来ない自分が情けなくて、チップが可哀想で思い出すと未だに涙が止まらなくなります。 あんなに賢くて可愛い子には2度と出会えないのかもしれません。

飼育歴が20年を超え、純血種のブリードも10年経験して、生後半年程度で発症する切歯の不正咬合は、ほとんどが先天性であると確信しています。 純血種のブリードを初めて、ラビトリーではチップのような不正咬合の子を一頭も見たことがありません。 これは、遺伝疾患を排除しながら純血種を守り維持してきた先人ブリーダー達の努力の賜物だと思います。 今でも、ミニうさぎは賢く可愛く大好きですが、血統管理がされていない=遺伝疾患の排除が非常に難しいという観点から敢えて純血種のブリードをするに至りました。

 

5 アフターフォロー

飼育経験のない方へも、ある方へも正しい飼育方法をお伝えしています。 ただ可愛いだけでブリーダーになっても、アフターフォローが出来なければ駄目ですよね。ある程度の知識や経験がなければ不可能です。

そのため、まず飼育経験10年を目標にし、13年目にブリーダーとなりました。 それでも、もちろん全てわかることばかりではありません。信頼できる獣医師や、先輩ブリーダー、同志にも相談できる環境でアフターフォローをさせて頂いています。 ファミリーの皆さんとは、悩んだ時、迷った時はまず私に相談して頂けるような関係になれたら嬉しいと思っています。

命を扱うこと、スタンダードのある純血種に拘るということの意味。諸先輩ブリーダーさんのお力を借りながら、日々勉強しております。家族の多大な協力のもと、自宅の一室をRabbitryとして使用しています。

スペースに限りがありますし、仕事もありますのできちんとした管理が出来る範囲でのとても小規模なRabbitryですが、命を扱うという責任に向き合い誠実なブリードをしております。どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

動物取扱業登録証の表記

登録番号  愛知県東三河

動東第285号(販売)

責任者  小田部 真未

登録年月日 平成21年1月29日

​有効期限  令和6年1月28日

 

ARBA&ANDRC会員

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