Choco Chip Rabbitry
<Rabbitry非公開の理由>
以前は、Rabbitryを公開しておりました。
しかしながら、Rabbitry内にて無断でケージを開けてうさぎを触る方、ケージの隙間に指を入れる方や既にお宅でうさぎを飼育していること、またその子に感染症の既往がある等の大変重大な事項を申告して頂けないケースがあったため、Rabbitryの子達の安全を最優先に考えた結果、非公開とすることになりました。
Rabbitryでは、誕生したうさぎをお譲りする立場にあることから、感染症や寄生虫に関しまして大変慎重に管理しております。新たにRabbitryに加わる子は、その出身地やRabbitryに関わらず、一定の検疫期間を設け感染症への注意と、寄生虫の駆除を徹底しておこなっております。
こうした結果、お譲りしてすぐ下痢等のトラブルを起こすなどの事例も無く、安心してお迎え頂いております。
これからも安心して当Rabbitryのうさぎをお迎え頂けますよう、どうかご理解とご協力をお願いいたします。
また、ブリードもお譲りも趣味の延長上であり、商売として行っている物ではありません。
仕事(看護師)をしながら、子育てもしておりますので、商売として行っているブリーダーさんや専門店等のように迅速かつ柔軟な対応が難しい場合がございます。
そういった点も含め考慮した結果が、現在のお譲り金額に反映しております。
Rabbitryを見ないと納得出来ない、爪切りやグルーミング等のアフターフォーローが無いと困るという方は申し訳ありませんが、ご希望に沿う対応の出来るブリーダーさんか、専門店にてお迎えを検討下さい。
<お譲り金額の違い>
まず原則、お譲りする全ての子は健康であることが大前提です。
その上で金額が違うことに関しましては、随分と悩みました。基本的にカラーやタイプなど、ペットとしてお迎え頂くにあたっては何ら差の無いことであると思います。しかしながら、どうしても公認色であるかどうかやより耳が短い、顔が丸いという点はネザーランドドワーフとしてはスタンダードにも直結しますし、お迎えを検討されている方にとっても重要なポイントであるのが現状です。
そういったことを考慮した結果、カラーやタイプを総合して金額を決定することとしました。
もし同じカラーの子で金額が異なる場合には、お耳の長さやお顔の丸さで明らかな差があるということになります。
ただし、Babyの場合はあくまでもお譲りを決定した段階での判断であり必ずしも予測通りに成長するわけではありませんのでご理解下さい。
また、両親の賞歴などは一切金額に影響しません。仮に両親がグランドチャンピオンであったとしても、誕生する子うさぎ全てが同じようにショータイプでグランドチャンピオンになれるわけではありませんし、特に父親に関してはグランドチャンピオンかそれに準ずるタイプの子でなければブリードに活躍出来ません。親うさぎに賞歴があることは、ごく当たり前のことであり子うさぎに付加価値が付くものではないのです。
したがって、あくまでも、その子のカラーとタイプを総合した私の判断であり自分が納得できる金額にしています。
商売のための販売ではないので大きな利益を求めているわけではありませんが、安価であるという理由だけでお迎えを希望されることを防ぐ目的があり、最低金額を2万円~とさせて頂いています。
他のブリーダーさん、ショップさんと比較される方も多いかと思います。
「ネザーランドドワーフならどの子でも良い」「血統書さえ付いていれば」「無償なら欲しい、より安い方が良い」という感覚で検討されている方はどうかご遠慮下さい。
我が家の子達を見て「この子が可愛い!」っと当ラビトリーのネザーの魅力をわかって下さる方にお迎え頂きたいというのが私達の希望です。
同じ純血種ネザーランドドワーフと言っても、専門店・ブリーダーによって金額に大きな差があると思います。
そのBabyが産まれてくるにあたって、親うさぎをどのように選んで迎え入れたかということ。
ネザーランドドワーフを愛し、真剣にブリードしたいと思っている場合はアメリカから信頼出来るブリーダーの素晴らしいネザー達を親うさぎとして迎えているでしょうし、単に商売目的であれば血統書さえ付いていればスタンダードなど関係ないと、安価に国内で迎えているかもしれません。
また、飼育環境、親うさぎ達の管理方法、ブリードを引退した子達の生活、病気になった子への対応や治療などなど挙げたらきりがないくらい色々な条件が絡み合って、その子の金額が決められていることと思います。
安ければ良い、高ければ良い、そういう事では無くて、実際に見てブリーダーと話をして「この子なら安心できる。」とか「ここの子なら納得して迎えられる。」という部分でどこからお迎えするのか決めて頂きたいなと思います。
<男の子と女の子の違いと去勢避妊手術>
特に、初めてうさぎさんをお迎えされる方は気になる内容だと思います。
飼育書によっても、色々な書き方がされています。そして良く聞くのは「女の子の方が飼いやすい。」っということなのですが、私の今までのうさぎ漬けの人生の中で上記のように感じたことはありません。
ペットとして飼うなら、断然男の子が可愛い!っと私は思います。
ただし、品種や性別では判断しきれない個体差というものがとても大きいですので、性別に拘るよりは「この子だ!」っとフィーリングで決められた方が、後になって「こんなハズじゃなかった・・・」っと後悔されることが無いのではないかなと思います。
男の子には男の子の、女の子には女の子の、それぞれの魅力とそれぞれのリスクが当然あります。
去勢避妊手術に関しては、賛否両論で飼い主さんにも、獣医さんにもそれぞれ考え方があります。
それで良いんじゃないでしょうか。みなさん、自分の子がいかに元気に長生きしてくれるかということを真剣に考えられ悩まれて決められた結果だと思いますので、それが答えだと思います。
私は、去勢避妊手術ともに推奨も否定もしません。ケースバイケースだと思っています。
例えば、男の子で発情が酷くて常にイライラしている、噛みつく、オシッコ飛ばしが激しすぎて飼育に支障が出るとかそういう場合には悩まず去勢手術をします、この場合は手術が早ければ早いほど効果がすぐに表れます。
また、ブリードを引退した男の子でも将来の睾丸腫瘍の予防として手術を受けさせる場合もあります。
女の子の場合も同様で、発情に伴った性格の激変や、母子分離ストレスの強い子、偽妊娠の激しい子などは避妊手術を受けておいた方が良いのではないかと考えていますし、ラビトリーでママとして活躍してくれた子達には生殖器系の疾患で苦しむことがないように引退後手術を行っています。
私の希望は、ペットとしてお迎えして頂いた子たちが新しいご家族と良好な関係を築いて愛され健康に長生きしてもらえること。
ブリードで活躍してくれた子達が、心穏やかに引退後を健康に過ごして貰えることです。
そのために必要と思われる場合には、去勢避妊手術は迷わず選択していくと思います。